格安スマホで後悔!出戻りで実感大手キャリアおすすめ理由は

 

 

スマホを安く利用できるサービスとして、格安SIMへ乗り換えをする人は大勢いますが、その一方で格安SIMへ乗り換えをしたものの、期待していたサービスを享受できずに大手携帯キャリアへ戻る人も少なくありません。

 

・格安SIMへの乗り換え手続きは難しいの?

・格安SIMを使う上での注意点は?

・大手携帯キャリアの強みって?

 

これらのポイントを解説しつつ、格安SIMの口コミや大手携帯キャリアの強みなどを解説していきます。

 

○格安SIMへの乗り換え手続きは難しい?SIMカードの入れ替えだけでOK?

格安SIMへ乗り換えをする際、現在使っているスマホをそのまま流用したいと考える人は多いでしょうが、基本的にはSIMカードの差し替えだけでは大手携帯キャリアで購入したスマホの流用はできません。

 

例えばドコモで購入したスマホをドコモ系の格安SIMで利用する場合、SIMロック解除なしで利用できますが、au系やソフトバンク系の格安SIMで利用する場合にはSIMロック解除が必須となります。

この点を確認せずに、SIMロック解除を行わずに格安SIMへ乗り換えを行い、端末が流用できなかったというトラブルは数多く報告されています。

 

また同じドコモ系の格安SIMであっても、SIMカードを入れ替えたあとは、自分でAPNの設定を行う必要があります。

iPhone/iPadの場合は構成プロファイルのインストールを行い、Androidの場合は手動でAPN情報を入力する必要があります。

特にAndroidの設定は初心者にはやや難しく、うまく手続きができないことが懸念されます。

 

端末を流用する場合は、

 

・SIMカードの入れ替えだけでは使えないこと

・できる限りSIMロック解除を済ませておくこと

 

以上の2点が重要なポイントとなります。

初心者が安心して使うためには、格安SIMとセットSIMフリーの格安スマホを購入するのがおすすめです。

 

 

なお、SIMロック解除ですが、各キャリアともmyドコモなどのマイページにログインして手続きをするか、ショップの店頭窓口で手続きができます。

 

 

○格安SIMの口コミ評判は?きちんと繋がるの?

格安SIMを利用する場合、通信品質が気になる人が多いでしょうが、結論から申し上げますと、大手携帯キャリアと比較して繋がりやすさには違いはないものの、通信速度は大きく劣ります。

実際に格安SIMを利用した人の口コミ評判を観てみますと、

 

・You Tubeがまともに再生できない

・昼や夕方の時間は使い物にならないほど遅い

・読み込みに時間がかかりすぎてイライラする

 

など通信速度に対する不満が多数確認されています。

 

大手携帯キャリアでスマホやタブレットを利用する場合、利用する時間帯などに関係なく随時30Mbps~40Mbps前後の速度での通信ができます。

 

一方で格安SIMの場合、回線が混雑していない時の通信速度が概ね15Mbps前後となっていますし、通信回線が混雑する12時~13時頃や18時~20時ごろの時間帯には通信速度が1Mbps前後まで低下してしまうのがザラです。

 

当然アプリのダウンロードや画像の多いサイトの表示には時間がかかってしまいますし、1Mbpsの速度ですとYou Tube(標準画質)の再生がギリギリできるという具合いです。

 

大手携帯キャリアの速度に慣れた人が格安SIMを利用すると速度の遅さにびっくりしてしまうことが十分に考えられますし、回線が混雑する時間帯にスマホを利用することが多い人には不向きなサービスと考えられます。

 

昼や夕方にはあまり通信をしない人、スマホではLINEやニュースアプリなど動作の軽いサービスしか使っていない人、ほとんどの時間をWi-Fiがある場所で過ごしている人などであれば大きな問題はないでしょうが、そうでない場合には格安SIMの利用はおすすめできないのです。

 

○格安スマホはきちんと使える?

イオンモバイルやビックSIMなど、大手ショッピングモールや家電量販店で購入できる格安SIMの場合、セットで実物を確認しながら格安スマホの購入ができます。

格安スマホはコストパフォーマンスの高さが注目されがちですが、実は万人にお勧めできる商品ではないことを覚えておきましょう。

 

まず、格安SIMとセットで購入できる格安スマホはほとんどが中華製のAndroidスマホです。iPhoneを使いたい場合には特に注意が必要ですし、中華製のAndroidスマホは国産スマホのような便利なツールや、おサイフケータイ、防水防塵機能などがないケースも多いので使いやすいスマホを求めている人にはやや不向きと言えます。

 

3万円前後の価格で購入できる格安スマホは、LINEやインターネットラジオなどの動作の軽いサービスは問題なく利用できますが、画面をスクロールした際に画面がカクついたり、iPhoneやXperiaなどのAndroidスマホと比較すると全体的に動作がもっさりしています。

 

ゲームなどの動作が重いアプリを使う場合や、サクサク動くスマホが欲しい人には格安スマホは向いていません。

一方でスマホのライトユーザーにはコストパフォーマンスが高い商品と言えるでしょう。

 

 

○まとめ

格安SIMは料金は安いですが、

 

・通信速度が遅い(特に混雑時にはイライラするほど)

・自分で初期セットアップなどをしなければならない

・セットで購入できる格安スマホはほとんどが中華製で、スペックも高くない

 

などの大手携帯キャリアにはない、独自の注意点が幾つもあります。

安いからと言って安易に飛びつくと後悔をしますし、実際に後悔をして大手携帯キャリアに出戻りをした人も多くいます。

格安SIMの利用を検討している場合には、メリットとデメリットを事前に勉強しておくことが大切です。